【夢日記(絵日記)】都市型モンスター


(名を知らぬので髪色でセリフの説明をします。)

 

銀髪「ひでぇな・・・」

銀「ここはあいつらに任せて、俺らは他あたるとしよう」

 

 飛空艦同士の戦いに巻き込まれぬよう、逃げるように飛空艇を飛ばす。

 

 飛んでいると目の前に

 

銀「何だ ありゃ」

銀「俺下行って見てくるわ(下から行ってみるわ)」

私「だいじょーぶ? (すり鉢状が)何かアリジゴクに似てない?」

 

   ーーー なんとかフラグである。ーーー

 

 飛空艇から降りて(離れて)、知的生命存在体の様子をうかがう。

私 「え?!」

 

 気づいた時には機械から伸びた手がすぐ目の前にあった。

 早すぎて、影しか見えなかった。

 実際はかなり離れた場所におり、遠近・空気の層の厚みもあったこと、

 真っ直ぐではなく、回り込んで襲われたため見えなかった。

 

 

私「なによコイツ」(避けるのでせいいっぱい)

青紫髪「何だよ・・・

    これ(この姿は)・・・」

 

 彼は知的生命存在体の姿を視て、呆然と立ち尽くしていた。

 

私「 あ゛ (うちらの船やられた)」

 

 青髪さん(リーダー)、私の声で気づいて飛空艇の方を見る。

 (敵の攻撃が早い・手が見えない)

 

青「おい!!!」

 

青「  遮  断  し  ろ  っ  !!!!!! 」

 

 

 言葉とは意味のないもので、

 彼がどんな想いを・何を伝えようとしているか、というのは、

 その時の体験でしかわからないものです。

 

 「遮断しろ!!!」は、

  俺らや飛空艇のことには構わず(気にしなくていいから)、

  この世界にアクセスしている回線・接続を切れ、

  ログアウトしろ、それでしか助かる見込みがない、

  自分の力では助けられない、という意味。

 

  接続を切るのは最終手段。

 

 ひいては「夢から覚めろ」ですが、夢から覚めろ の意味でもない。

 

 夢の中も、肉体のある本体も、どちらも夢だった場合、

 夢から覚めろとは言わない。

 

 あるのは意識の移動のみ。

 

 ふつう、夢の中の人に「夢から覚めろ」とは言われない。

 

 通常、夢を見ているとき、夢を見ているという意識は無く。

 けれども彼(リーダー)は、

 夢の中でも夢の中にいるという意識を保っていて、

 夢の中にいる人から「夢から覚めろ」と言われたのはこの一度のみで、

 リーダーの険しい顔が今でも色褪せず記憶に残っています。

 

 襲撃を受けて夢からログアウトまで5秒ほど、

 呆然と立ち尽くすというのは、船が攻撃されるまでの1秒くらいです。

 

 

 うにょうにょモンスターは思念体の巣・卵で、

 テリトリーに入ったものだけを対象に攻撃・捕えている。

 最悪捕えられた場合どうなるか・・・?

 

 レベル1000超えだと思う。

 

 「レベル」というのは強さや鍛錬ではなく太陽や恒星の「熱量」のことで、

 さらにはその熱量を「操れる強さ」の意味。

 だから文字面そのものにはまるで意味がなく、

 言葉を重ねないと伝えられない。

 

 

これとも似ているけど、決定的な違いは

「人が存在しているか」、

「同じ熱量をどの方向性に使っているか」です。

 

 ガラスタワーを作ったおっさんの念力は破壊衝動ではないので、

 ほっとしている。

 

 おそらく、遊び(心)でつくったよね。

 私もこれに乗って楽しんでいたし。

 

 

 この都市型(思念体)モンスターは

 日本で例えるなら、北海道の大地全ての大きさ、

 関東なら東京・千葉・埼玉・栃木・静岡、

 関西なら大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山

 九州全体、

 

 を見渡せるほどの大きさで、それが一斉に攻撃を仕掛ける。

 

 街全てが思念体の巣窟なので、5人とも自分たちの力では何もできない、

 「ひでぇな」と。

 

 黒色は禍々しいオーラではなく、ビルや建物が

 攻撃をしかけて蛇のような形で上に伸びている状態、その影。

 

 雲の合間を縫って龍が現れたり消えたり(昇って降りたり)する、

 その建物型だと思って頂ければ。

 

 都市だけでなく、浮上式監視型軍艦も作り始めていた。

 

 一万人の兵隊収容・居住型軍艦(黒船)が

 2~3隻やってきて対処していた状態。

 この宇宙軍艦船は、通常人の目で見えないように透過シールドを張っている。

 

 この惑星自体は地球程の大きさではなく、

 アメリカ大陸程度の土地がある小さな惑星。

 そこに都市型モンスターが5つほど、

 知的生命存在体が10体以上。

 

 なので、飛空艇から見えた景色といえば、

 まだ平野などの自然景観のほうが多く残っていた。

 飛空艇の上空から見た時の地平線の大きさを描いたので、

 地球よりも小さな惑星。

 

 これ以上に都市型モンスターの発展したところは

 自然が削られて少なくなり、機械化された場所が多くなる。

 そして、人の営み・生活臭が消えて無人化するほど、

 ひどい存在体だと判断してきました。

 

 そうなると、都市の破壊・エネルギー根源に還すしか手立てがなくなる。

 

 夢の中でみたある惑星は、一人の男性(頭脳・知性型)

 が全て支配してしまい、彼以外は無人化、

 機械類・戦車・軍艦で固められていました。

 結局、支配欲・監視・嫉妬。

 あの惑星は、放置されるままにしといたほうがいいでしょう・・・。

 

 「対人戦」「対街戦」と呼び、

 「対街戦」と比べて「対人戦」は人型形態をとっているだけまし。

 

 小説や物語の地球の闘争劇は、人間同士の思惑のもつれあいの中で

 都市が破壊される描写、人あっての物語が多いのですが、

 

 人の姿を捨てた都市の思念が攻撃してくる描写というのは

 ほとんど見たことがない。(ポルターガイストは「まだ人」です。)

 

 都市型モンスターと比べたら、

 人同士の闘争劇は私にはどうでもいいこと。

 

 そういう風なものから、不思議な風景の場所も含めて、

 地球上で再現されていないものが多々ある。

 

茶金髪「あたらしい街~~~」

 

 仲間の声が聞こえる範囲で、思い思いの場所を見る。

銀「 けど、なんかさぁ、この街 (生活臭はするけど人がいなくて) 

   おかしくね?

 

   (コン コン、と、壁を2度叩く)」

 

 

 

 

 一歩進も、退くも、地獄、であれば、 「上に飛ぶしかない」

 ・・・ということで一斉に飛びました。

 

これは最初の夢の2度目なのか、その前かは忘れてしまいました。

対街戦は何度もあるため、時系列を覚えていない。

 

洗濯物で攻撃されてたり、煙突伸びたり。

対街戦は基本的に空中戦になり、

アクロバティックなことをやらないといけないので、夢の中でも大変です。

 

まだここは人の生活臭が残っていた為、様子伺いつつ皆迷っていた。

いきなり建物試し撃ちしても、人が生活してたら

(ここは都市型モンスターじゃないや)となって だめだし。 

 

 <<< 対街戦は まず、建物試し撃ち >>>

 

 だから銀髪くんが、何の合図もなく建物叩いてくれたもんだからね、

 私「(あいつ、やらかしてくれたわ・・・)」と思って俯いていた図です。

 

  他の人達や銀髪くん本人もそう思ったので飛んだという。

  ビビりの私は遠くまで離れて、

  素早く攻撃モードに転じた人たちは近いところで攻撃態勢に。

 

私たちの当時のレベルだったらこの街レベルが限界かな。

 

銀髪さんは、骨格・髪形・眉毛などがツンツン鋭く、

無駄の無い痩せ型で身軽な感じ、思ったことを素直に口に出し、

すぐ行動に出す、いい性格・個性でした。

 

茶金髪の子は元々私と行動を共に・旅していた子で、何の縁かその後、他3人と合流。

この5人の組み合わせの夢は、不思議ですが3度ほど見ています。

 

銀髪と茶金髪と私が 天然ボケ

(攻撃を受けた飛空艇に気をとられて逃げ忘れ、敵に囲まれる)なので、

リーダーは大変だったでしょう。

 

 そういえば、銀髪くん、あの後どうなったろう。

 わたしと同じで接続切ったか・・・。

 

この夢は、いつ頃見たのか記録を残していませんでした。

ただ、10年以上前です。

 

 

(追記 2022年7月20日)

 

 自分でも描けていないので他者のことは言えないのですが、

 

 本音を言えば、形態問わず、どんな作品でも

 人体浮遊・飛翔感の再現具合に納得いかない。

 夢の中で飛んでいる時に体のどこに力を入れているか、

 記憶が残っている人なら楽に描けることで、

 重力に対する無重力化ではなく、

 反重力・対重力でストッパーをかけながら飛んでいる。

 

 飛翔した際に力点となる人体箇所の設定が大方間違っているため、

 人形・人の塊が浮いている絵面がおおくて見てられない。