【夢日記(絵日記)】認証システム と 改札口


 スペースシャトルの発着場。

 私はシャトルに乗るため、建物を凹型に移動していた。

 既に建屋内にいたため、外観は想像。

 

 

 スペースシャトルから降りてきた人。

 

 

 銀髪。 ゴーグルで顔は見えなかった。

 旅慣れしている様で、環境・寒暖対策用の衣服、

 本人の体格よりもぶくっとした姿。

 

 

 「(・・・認証システムが機能していない・・・)」

 

 

 窓の外には砂漠化した大地と、微かな資源を探ろう(あさろう)とする

 少ない労働者、ダンプカーが何台か見えるだけだった。

 

 夕暮れではなく、薄っすら青空。

 

 

 「(結局、どこも一緒か・・・。

 

   資源を掘りつくせば、他惑星へ向かう岐路の

   (燃料補給等の)中継(休憩)地点となるだけ。

 

   人が人を携えて生きていく限り、

   惑星規模で同じこと(景色)が起こる。) 」

 

 

  大声→ 「あんた!

       乗るんか、乗らんのか?!

       もう人は集まっちまってんだ!

       行先は? どこへ向かうんだ?! 」

 

 

 「行き先・・・・・・」

 

  帰りたい家、

  帰りたい惑星は、

  家族や仲間その他もろとも全て

  消滅してしまった。

 

  もはや、行くべきところも、帰るべき場所も無い。

 

  私は私を携えて、旅をし続ける。

 

 

 「行き先は・・・ 」

 

 

 3人乗りが限度の小型自動輸送機がスペースシャトルの中に入っていて、

 シャトルは小型輸送機を宇宙空間まで運ぶためだけのもので、

 シャトルで旅をするわけではない。

 

 私は一人でその小型輸送機に乗り込み、

 暗闇の宇宙空間に放り出された。

 

 遠くに見える銀河の光、通り過ぎていく惑星、

 

 私の存在以外は全て眺めるだけの、通り過ぎていく景色。

 

 (↑惑星・故郷・崩壊の体験により、

   血の繋がりがある家族であろうと、

   恋人であろうと、

   惑星・大地であろうと、

   自分のものと呼べるものは何一つないと思い知った。

   自分の所有できる物は唯一「私」だけであり、

   そしてそれが「天の国」であり、それ以外は地獄ということに。)

 

 

 地球の10分の1程の大きさの惑星といったところ。

 

 色んな星から訪れる労働者で賑わっていた頃は

 認証システムと改札口も可動していたのだろうけど、

 システムが停止するほど来訪者が無い。

 

 

 認証システムが停止していることに動揺した私とは反対に

 彼は全く無反応で、それが当たり前かのごとく通って行った。

 この惑星に用がある風には見えなかったし、

 労働者の服装でもなかったけど、たんたんと下に降りて行った。

 

 旅慣れしていない私の服装とはおお違い。

 

 左側の何も無い広い通路は荷物運搬用と思う。

 


 時間を守る=約束を守るということは、

 大勢の人々が暮らす中で必要なものであり、

 人が少なくなった状態では、時間の取り決めもなく、

 人が集まれば出立ということに。

 

 1人で活動するときは、最低自分が決めたことに対する約束、

 自分を裏切らないことが大事で。

 

 しかし、住んでいた惑星(場所)がのほほんだったので

 変わらずぼけーっとしているため、大声で呼びかけられている。

 

 

 改札口はこんな具合のデザインにすればいいのでしょうが、

 

 

 夢の中での実際は、ステンレスの板のようなものだった。

 

 腕時計のようなものは、タイムトラベル・・・というより、

 『座標ワープ』です。

 私の住んでいた惑星では、

 惑星間移動システムは、腕時計型で設計されました。

 

 時間は存在しないので、位置座標を指定し、肉体を光にして飛ぶ。

 

 単純に考えても、

 地球・地表に住む人たちの時間・1日1度の日の出と

 宇宙飛行士が住む宇宙空間での時間とを比べたら、

 日の出が何度あるというのか。

 

 時々仲間と一緒に飛んでもズレてしまうこともあるため、

 地球でも利用されている「位置情報」が、

 腕時計の画面に光のポイントとして表示されて、

 仲間の位置を把握するために使用できました。

 

 仲間(生体磁力)がいる場所を指定すれば、そこへ飛ぶこともできる。

 

 仲間が別の場所・惑星(今いる場所から別の場所)へ飛ぶと、

 腕時計から光のポインター、存在・表示が消える。

 

 なので、シャトルに乗る必要もないけど、・・・使いたくない。

 

 科学技術の大半はまず知識層の人間に共有され、

 戦争で使われたインターネット、

 マイクロ波は電子レンジ等、その後一般にも普及されますが、

 

 私の星では全く普及されることなく秘密裏で、

 堕落と判断されたものは一般・公にはされなかった。

 惑星全体がヨーロッパの田舎町・農園・田園みたいな惑星だった。

 

 この惑星間移動システムは、

 遊びで宇宙を旅して・・・という風な使われ方ではなく、

 危機的状況に陥った場合にのみ使われるのが正しい使用法だろうし、

 そのためだけに開発されたはず。

 

 これを受け取れた人たちは全て、

 将来のある年齢の人達ばかりでしたが、

 手に取れなかった人たちは、惑星ごと消滅してしまいました。