【夢日記・絵日記】 両界曼荼羅の立体建築物とその街の設計 仏像群とのたたかい 水彩画

 街に入るとすぐ、男の声がした。

 

 <<< 「この街(の宝物・ほうもつを狙って)に入る者、

      奪う者は 奪われ、 狩る者は 狩り取られる。」 >>>

 

 仏教寺院・石造りの遺跡群。

 

 寺院内部はうす暗く、夜でも蝋燭などの灯りはない。

 真夜中や地獄界という雰囲気でもなく、

 寺院の外・街は星空に染められていた。

 

 

 右通路の奥に3体の石仏が見えたが、近寄れば動き出すだろうと

 仲間(私、男性、女性)の3人ともに、 無視。

 

   朝の学校なら平然と授業を受けられても、

   夜の学校だと人体模型や音楽室の作曲家が動きだすのではないか、

 

   朝にはショーウィンドウの中で煌びやかな衣装をまとう人形が、

   夜には動き出すんぢゃないか、

 

   朝に寺や博物館で国宝や重要文化財の仏像を眺めていると、

   如来や阿修羅、毘沙門天、仁王像らが動き出し襲ってきて、

   倒すと  仏像が破損した姿で見つかる  とか、

 

   そんな感じ。

 

 

 しかし行き止まりで、他に通路はないのかと探しつつ

 時を経た壁画を眺めていた。

 

 

 画風と絵画の剥離具合は『重文 絹本著色大随求像』と似るが、

 にらみつけて立つ姿は不動明王と似ている。

 体は燃えておらず火炎光背のみで、

 この火炎光背が『大随求菩薩』と全く同じ。

 
 眺めていると壁画が二つに開き、(横にスライド)
 

 

             <①男神> と <②女神>

              があらわれ、戦闘開始。

 

 

 私「まぶしくて見えん。」

 

 男女神のゆらめく生体オーラの陽炎、

 発火技が周囲に火粉を散らし、綺麗で、夜の寺院にいても明るかった。

 

 少人数・近距離対応型の四角い部屋。

 例えるなら、刀を振り回されないようにした京の都の路地。

 

 仲間男性に従う一番攻撃形態の早い男神が、先に<①男神>を倒す。

 

 一体(半身)でも倒せば壁画の描かれている奥の扉は開くようで、

 男神は進み、あらかた男女神の体力を削っていく。

 

 残りの<②女神>を、次いで攻撃スピードの速い仲間女性の

 従える女神が波動砲らしきものを当てて壁際まで詰めた。

 

 私「(あと2~3打で倒れるな)」、

 

 追撃で<此花母神(このはなもじん)>という女神を呼ぶと、

 瞬時に<②女神>の上方に出現し

 <②女神>のあごに空中回し蹴りをくらわせて、

 回転つけた勢いのまま右拳で腹を叩き伏せ、地に落とした。

 

 女同士のたたかい、 こわひ。

 

 コノハナサクヤは肉弾戦やる格闘女神でしたっけ???

 

 女神の名は簡略化し、 

 此花母神、 天照母神、〇〇母神など、名の後ろに「母神」とつく。

 読みは「ぼじん」か「もじん」か ?

 地母神としてなのか、魂の系列としてのははがみなのかも ?

 

 「(あと5~6打かな)」 「(まだ30打ぐらいかかるかも)」と、

 残り何打で倒れるか、急所が開けてくるか・わかる感覚があったため、

 私は<追撃という名のとどめ(急所をついて後始末)>をしていた。

 

 急所狙いで特攻したくとも、

 強者は急所を外してくるので、仲間が体力を削り、

 弱ついてふらついたりのけぞったときに、後始末。

 

 守られている主人(仲間3人)は部屋に入らず眺めていただけで、

 背後にいるであろう守護神らが前面に出てたたかい、

 男神女神の躯を眺めつつ、(部屋がせまいので)よけながら奥の扉へ進んだ。

 

 扉の壁画は部屋にいる仏神の予告絵であり、

 男神と女神は一体化し一人神の姿で描かれる。

 仲間の従える男神は壁画には目もくれず勇猛にすすんでいった。

 

 <チーム制>においては、はじめに目的意識の一致と

 個性の理解から生まれる役割分担が決まっていることが重要で、

 誰がとどめを決めるか等は重要ではない。

 

 私たちの目的は、「頼まれごとは 用事だけすませて さっさと帰る」。

 

 次の部屋、各部屋も役割分担通りに効率よく移動したため、

 

 

 ボスらしき者(黒長髪・全身黒マント?)のいる大部屋には

 2~3分もかからず到着。

 

       北極星

       「お客様の話した言葉の意味は10倍考えろ」

       と社員教育していたようですが、

 

 私「(わー さすがボス、大広間だ、何かお話ありそう)」

 と話を聞く態度で構えていると、

 

 人の話をいっさい聞かずに倒していくスタイルの

 仲間のお抱え守護神(男神・女神)が、

 ボスということで手加減抜きの本気で倒してしまい、

 (男神だけで充分だったよ。)

 

 私「(私まだ何もやってないんですけど・・・・・・・・

 

    雑魚始末だけ・・・

 

    ああ、でも これでやっと帰れる。)」

 

 

  「あと五百羅漢くらいいける。」と言えるくらいに頼もしい仲間の男神

 

  数は冗談、

 

 「戦いは終わっていない」という気持ちでなくてはならないんだね。

  昔のサムライは大地に万の躯の山を重ねたでしょうか、

  ならば、「あと1010人(仏)くらい余裕」とか、

  「あと万仏くらい楽勝」とか言ってほしいものです。

 

 ・元々インド・チベット曼荼羅は建築設計図らしい。

 

  曼荼羅型の寺院だけでなく、街そのものを設計。

 

  「この街に入る者」、「この寺院」ではなく「街」と言った。

 

  寺院は『両界曼荼羅 ・胎蔵曼荼羅・金剛曼荼羅』の立体建築で、

  四角い箱部屋にいる神は、曼荼羅の神々。

 

  お不動さんだとすれば持明院に配置され、

  私たちは西方の玄関口から入ったことになる。

 

 『八葉院』、

  レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿に八角形の建築設計がある。

 

 ・日本の仏寺 天井画は□と〇。 円錐・四角錐

 

 ・善神・悪神の頭領・ボスは姿を見せないと言われている。

 

  基本、敵味方であろうと 雑魚・下端が働くもの。

 

  あちらで生まれるものは、こちらでも生まれ、

  こちらで生まれたものは、あちらでも生まれる。

 

 ・街に入ると聞こえたナレーションはなんだったのか。

 

  宝物には興味がないので盗ろうとして入った覚えは無く、

  この「夢こそが宝物」か。

 

  国宝級の仏像や絵画と戦うのはオモシロく、楽しめました。 

  偶像崇拝を禁ずる宗教の世界遺産破壊行為とはこんな気分なのか。 

 

  いつもボスの御尊顔を拝む前に

  他の人達(強い人は早い)がやっつけてしまうので、

  どんな攻撃をしているか見せる・描くことがなかった。

  そもそも攻撃は最終手段で戦いたくないのが基本で、

  今回は描けたかなぁと思います。

 

  黒髪長髪のボスは美しかったでしょうね。

 

 

 

<2022年12月1日>の夢でした。