雄鴨の羽色 天然石

 

 

 孔雀や雄鴨の羽と同じ色のラブラドライト

 緑色を綺麗に発色する石はなかなかないので

 気に入っています。

 

 蝶のカービングラブラドライトをよく見かけますが、

 蝶よりも、ラブラドライトの色彩は孔雀の羽色と似ています。

 

 この写真を俯瞰して遠くから眺めると、

 どちらが石で、どちらが羽か、わからなくなります。

 

 

 

 深緑がきれい。

 

 

 星々が瞬いている。

 

 

 

 

 

 

 

天然石の石磨き(自家研磨)

 

 購入した石で カットの悪い石は

 好みの形に自家研磨しています。

 

 

 アメジストはもともと六角形に近い形で、

 安い石だからと まったく研磨師が仕事していなかったため、

 六角柱ポイント型に再研磨しました。

 

 小さいクラスター(ミクロ)が集合し、

 六角柱を形成している(マクロ)。

 

 小さいクラスターだからこそ

 この六角柱結晶が活きていると思います。

 

 現世後利益の名をつけて石を売る前に、

 研磨師が石に対してぞんざいな態度をとっていることを

 どうにかしてほしいものです。

 

 

 自立している桃色石のポイントは特殊な形・・・

 

 ひし形柱状に成形しました。

 

 特殊設計すぎて見せられない。

 

 自家研磨は自分の思う通りのイメージ、

 アイデア、形にできて楽しいです。

 

 

 こちらは昔購入したフリーフォームアメジストです。

 

 ご覧の通り、内包物やクラックもある粗悪品と呼ばれる石ですが

 どこの角度から見ても

 宇宙空間の星座を切り取ったような形に磨かれてあります。

 

 角もとってあって、触れていても

 石がなめらかで痛くありません。

 

 まるで、掌のうえに

 一滴の星座がこぼれ落ちてきてくれたんじゃかないかと思うような、

 星々をつかんでいるような気持になります。

 

 

 石を見て どんな形にしようかと会話する。

 

 設計と正確なカットさえすれば良いものに変わる、

 

 (こんな安い石に手間暇かけて・・・)と、

 

 私自身も手磨きするので、

 研磨師の石に対する心構えのすばらしさに感動して

 購入しました。

 

 フリーフォームもだいぶと世に出回るようになりました。

 売れさえすればいいと 何もアイデアを考えずに研磨し

 ガラクタにされた石を多く見かけます。

 

 エジプトや古代遺跡のモニュメント・石碑は

 高価な石を用いていませんが、カッティングは正確です。

 

 石そのものではなく、

 物の形態・形状が重要だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【雪煙 唄子】 オリジナル キャラクター 手描きイラスト 墨絵 手彩色 パステル 草木染め

 



 

 〔2024年2月26日〕』

 

 胡粉で煙幕描写の実験をしたく描いた絵です。

 実験した筆では思うようなぼかしはできないようです。


(画材・彩色) 

 

●紙 アルシュ 

 

 写真は未断裁のブロック状態(26×18cm)です。

 お届けする原画は25×17cm前後のサイズとなります。

 紙裏、名、題、入っております。


●墨 古梅園 『梅花墨』 菜種油煙 (茶墨)

 

 主線含めすべて筆描きです。黒色部分は全て墨です。

 

●ゴンドラパステ

 

 口紅の草木染め以外はすべてパステルを溶いて彩色。

 目視で赤と思い塗ると、蛍光ピンクだったため、どぎつくなり、

 襟元の色は失敗しました。

 

 パステルは顔料の塊ですから、

 草木染めとは異なり耐久性はごく一般的なもの、

 管理に気をつかう点はございません。

 


 ↑2019年のパステル画。

 

 今回5年ぶりのパステル画ですね・・・。

 


●草木染め 茜(赤根) アルミフリー

 

 金属媒染(アルミ)不使用のため、薄味の朱色となっております。

 アルシュ紙が木の色(黄色味)を帯びているため、

 少し赤色を底上げしてくれます。

 

 主に、口紅に使用。

 

●ホワイト 胡粉

 

 煙、点描、瞳や口紅の艶。


●筆 松月堂製 熊野筆

 

 

(2024年6月16日・日・追記)

 

 デジタルカメラを買い替えて、取り扱い説明書が付属されておらず、

 ネットから調べてようやくカメラの機能がわかりました。

 

 ずっと オートで 美肌やぼかし・色補正モードになっていたので、

 マニュアル設定に替えました。